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節目と不安

by aki

2017.3.1

6年間通った男子校もサヨナラ。
素敵なお母さんたちが多かった。
若い若いと言ってくれたけど、何が違うのか私には分からなかった。

色んな人生があるなぁと思った。
もっと、最初から関わっておけばよかったと思うことも多かった。
素敵な子供達がいるなぁと思った。

入学当時、友達なんていないって言ってたけど、友達との集合写真をとってた。
卒業の打ち上げといって、友達と友達の家に行ってた。部活で部長を2年やってた。後輩に部長を引き継いでた。

今住んでいる家に引っ越してきた時、抱きしめても私の胸より下の背丈しかなかったのに今では見下ろされて見上げるしかなくなって。受験中だけど仕事が遅くなってご飯が遅くなったり、出張に行って1週間家を空けても、自分でご飯食べたり洗濯したり文句一つなく。受験に対して真剣さがない!と私しか文句言ってなかった。

駅から宿泊先と試験場まではグーグルストリートビューで道を確認して、印刷した楽天トラベルの予約内容を渡して、ガラケーとチャージしたイコカだけで初めての1人でホテルへのチェックインをする。

自分にとっては当たり前だし、振り返れば私も高校時代に友達の受験について行って普通にどこかのホテルのチェックインとかもしたはずなのに、自分のことじゃないと途端に不安になるって変。苦笑

ゴミ出しも、お風呂の準備も、ご飯が遅くなるときはご飯も、洗濯物も、自分でできる。私の時よりずいぶんちゃんとできるのに、それでも不安と、頼りなさで一杯になる。

朝のコーヒーも、自分では飲まないのに、いれてよー、というわがままに渋々付き合って、私より丁寧に淹れてくれる。


息子が高校を卒業しました。


親としては一区切り。
正確にはまだ区切りついてないし住むところも決まってないし色んなやらなくちゃいけないことは残ってるけど。大きくなったと改めて思うばかりで。

きっとxxロスに

手を繋いで歩かなくなってから何年たったかよく分からないし、ママちゃーん!と両手を広げておかえりのハグをしてくれた最後がいつだかも思い出せない。

今になって、薔薇公園に行こうよっていうたわいない言葉を、そうね、いつかね、って流してしまったこと。感情が抑えられなくて泣くだけの私を、私の掌の半分もない大きさの小さな手で抱きかかえさせたこと。そういうのだけ鮮明に思い出す。
できた親ではないことも多いけど、十数年間、2人だけで一緒に親子を、家族をしてきた。

県外に進学することへの実感がなさすぎて。人生で同じ家で住むことがあと数えるだけなのかもしれない。という現実が頭をもたげているのにピンと来ない。

仕事も含めて考えることが多いことに逃げているのか、救われているのか、分からないけれど、

きっと、春には、わたし、

『息子ロス』

になる。
それだけはなんだか
現実的に、色めいている。



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aki
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